SwitchBot S1 Plusというロボット掃除機を購入しました。
我が家はSwitchBot製品でスマートホーム化を目指しているので、他製品と1つのアプリで管理できるロボット掃除機の購入を待ちに待っていました!
購入・使用してみて、水拭き・掃き掃除の同時使用、自動ゴミ収集ベースの便利さ、侵入禁止エリアなど細かな設定が可能な点が際立って優秀な製品である一方で、アプリ操作を前提としているので使用者を選ぶ、自動でゴミを回収する際の動作音が大きいなどデメリットもありました。
メリット・デメリットを総合的に考えても、私は購入してよかったです!
ペットのいる家庭や部活動をしているお子さんがいる家庭などには特に水拭き・掃き掃除の同時使用で半端ないくらい汚れがスッキリと落ちます。
ずぼらな私は四角い部屋を丸く掃除するとよく言われますが、SwitchBot S1 Plusの方がよっぽど綺麗に掃除してくれます!私は足元にも及びません…。
今までの掃除をロボット掃除機にお任せして、これからは掃除に費やしていた時間を他のことに有効に使いましょう。
この記事は下記のような方におすすめです!
- 水拭きと掃き掃除を同時にできるロボット掃除機を探している。
- SwitchBotシリーズで自宅のスマートホーム化を目指している。
- 掃除をする、しないを細分化して設定したい。
SwitchBot S1 Plusのサイズ・スペック

SwitchBotのロボット掃除機は2種類あります。
S1 Plus | S1 | |
---|---|---|
ロボット掃除機サイズ | 34L × 34W × 9.5H cm | 34L × 34W × 9.5H cm |
自動ゴミ収集ベースサイズ | 22L × 18W × 38H cm | |
重量 | 本体:3.06kg ゴミ収集ベース:3.65kg | 本体:3.06kg |
ダストボックスの容量 | 350ml | 360ml |
水タンクの容量 | 300ml | 340ml |
自動ゴミ収集ベースの容量 | 4L | |
ゴミ捨ての頻度 | ダストパック使用 | 70日/回2日/回 |
吸引力 | 最大2,700Pa | 最大2,700Pa |
吸引力の設定 | 4段階 | 4段階 |
水拭き対応 | ||
水拭きの強度設定 | 3段階 | 3段階 |
乗り越え可能な段差 | 2cm | 2cm |
最長稼働時間 面積 | (3〜5LDK /250㎡) | 250分間(2〜3LDK /140㎡) | 140分間

S1 PlusとS1の大きな違いは、稼働時間と自動ゴミ収集ベースがあるかないかです!


SwitchBot S1 Plusの同梱物



内容物は以下のとおりです。
- ロボット掃除機本体
- 自動ゴミ収集ベース
- 水拭き用モップ
- ダストバッグ×3個(1個はゴミ収集ベースに装着済み)
- メンテナンスブラシ
- 取り扱い説明書
- SwitchBotカード
- 防水シート
日々の掃除で使用するのは下記のパーツです。


水拭き、通常の清掃どちらでも水タンクとダストボックスは使用します。
通常の清掃では水タンクには水をいれずに本体にとりつけます。
水拭き時には下記手順で準備OK、すぐに水拭き掃除をしてくれるのでありがたいですね🥰
①水タンクに水を入れる
②水拭きモップとモップ取付ブラケットをくっつける
→マジックテープで脱着可能
③水タンクとブラケットの凹凸を合わせてドッキングし、本体へ差し込む

水拭き掃除のときは、防水シートをゴミ収集ベースに取り付けます。
長時間放置して、水分がフローリングに染み込むのを防止してくれますよ。
裏側も見てみましょう。


中央のローラーブラシは簡単に取り外せるのでメンテナンスも簡単です。
アプリでの設定方法

SwitchBotアプリにて設定していきます。
まずはスマホにアプリをダウンロードしてください。
アプリの会員登録や初期設定うんぬんは割愛します。

①アプリのBluetooth検出で「+」を押し、ロボット掃除機「S1 Plus」を選択する。
②ロボット掃除機本体の電源スイッチをオンにし、清掃ボタンを長押しして電源を入れる。
③清掃ボタンと充電ボタンを同時に長押しすると、ネットワーク接続の音声案内が聞こえる。



接続したいWi-Fiのパスワードを入力する。

2.4GHzのWi-Fiのみ接続できます!
5GHzは接続できません。



①設置する部屋を選択する。
※事前に部屋を作成しておく必要あり。
②おやすみ時間の設定。
③設定完了。




設定完了後はマップなしの状態です。
1回掃除するとマップができて、きっとその完成具合に驚きますよ😄
ちなみに、これが1回掃除した後のマップです!
家具の配置など正確にマッピングされており、ちょっと興奮しました。
2D(平面)と3D(立体)の2種類あります。


SwitchBot S1 Plusのメリット・デメリット

購入して半月ほど経ち、メリット・デメリットがわかりました。
メリット | デメリット |
---|---|
ゴミ回収の頻度が少ない ダストバッグが優秀 SwitchBotアプリで一元管理できる 侵入禁止エリアを設定できる 水拭き・掃き掃除を同時に実行できる | ダストバッグのランニングコストがかかる 爆音 スケジュール設定が面倒 アプリ使用が必須なため、苦手な人には不向き |
メリット
①ゴミ回収の頻度が少ない
自動ゴミ収集ベースがあるため、当たり前ですね。
以前使用していたロボット掃除機(Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid)は週に2回、ダストボックスを掃除していました。
SwitchBot S1 Plusは約70日間、掃除の必要がありません。
②ダストバッグが優秀
ダストバッグをゴミ収集ベースから回収する際に入口がシュッと閉じるため、ほこりが舞わない構造になっています。


③SwitchBotアプリで一元管理できる
SwitchBotのロボット掃除機を候補に入れる方は、他のSwitchBot製品をすでに使用しているかこれから使用する予定がある方が多いでしょう。
私も温湿度計やスマートロックなどでSwitchBot製品を使用していますので、1つのアプリで管理できることに大きなメリットを感じています。
「ロボット掃除機はこのアプリ、スマートロックはあのアプリ〜」ではなく、SwitchBotのアプリ1つで全部管理できるのです!
SwitchBot製品で操作できる一覧




アプリで操作可能。
※ハブミニ必須

④侵入禁止エリアを設定できる
前述した正確なマッピングの恩恵を最大に受けるのがこの「侵入禁止エリア」の設定です。
部屋ごとに掃除するしないを選択できるほか、部屋のこの部分を掃除したくないなど細かな設定ができます。
⑤水拭き・掃き掃除を同時に実行できる
通常のロボット掃除機のように掃き掃除をしながら、同時に水拭きもこなせる優れものです!
以前のロボット掃除機では両作業を同時に行うことはできませんでした…。
デメリット
①ダストバッグのランニングコストがかかる
Amazon最安値でも1個あたり600円ほどかかります。
機構が優秀なだけに値段もそこそこするのがネックです…。

ただ、もう自動ゴミ収集ベースなしには戻れないくらい、
その便利さを知ってしまった…!
②爆音
掃除中の音はそこまで大きくありません。むしろ静かな方です。
掃除後に本体がゴミ収集ベースに戻るとダストボックスから自動でゴミを吸い取ってくれますが、その吸引音が爆音なのです…。
ロボット掃除機に掃除してもらうのは全く問題ありませんが、最後の吸引音は夜中の集合住宅には向きません😅
掃除終了でベースに戻る⇨すぐに吸引開始なので、作動させる時間帯に気を使います。

どうしても夜中に使いたい方は、ゴミ収集ベースなしの
SwitchBot S1の方が向いています。
③スケジュール設定が面倒
このSwitchBot S1 Plusはすごく賢いので、本体に水拭きモップが取り付けられると自動で認識し、「水拭きモード」または「清掃&水拭きモード」になります。
例えば、毎朝9時に清掃モードでスケジュールを組んでいても、水拭きモップをつけていると作動してくれません。
清掃モード/水拭きモードor清掃&水拭きモードで個別にスケジュールを組む必要があります。

め、めんどくせぇ…
水拭きモップをつけていようがつけていまいが、決まった時間に掃除してくれよ…というのが本音です。
④アプリ使用が必須なため、苦手な人には不向き
アプリ使用が前提の機種であるため、アプリ操作を苦手とする人には向きません。
実際に私の親にも同じ機種が欲しいと言われましたが、アプリ操作が必要だと説明したら「やめとくわ…。」という返事でした。
アプリ操作は他のSwitchBot製品と一元管理できる点でも大きなメリットになりますが、一方で年配の方などアプリに苦手意識がある人には大きなデメリットになります。
ちなみに私の親は結局、アプリ不要のルンバを購入しました。
ここまでメリット・デメリットを挙げてきましたが、デメリットを補うだけのメリットがあります。
特に水拭き・清掃の同時使用なんぞ、全てのペットを飼っている人や子どもがいる家庭には大助かりです!
食べこぼし、足裏の皮脂、ペットの毛やよだれ…挙げればキリがありませんが、水拭きはすべてを一掃してくれます🙌
私のイチオシ機能

メリットの項目でもあげましたが、侵入禁止エリアの設定ができる点がかなり優秀です!
部屋ごとの設定だけではなく部屋の中のある部分は掃除しないという細かい設定が可能なのです。
正確なマッピング機能の恩恵と言えるでしょう。
具体的には下記のような要望に応えることができます!
- 猫や犬のトイレ付近は掃除してほしくない
- リビングの一角はコードが密集しているから掃除してほしくない
- 机の下は物が散乱しているから掃除してほしくない

犬猫の粗相した場所をロボット掃除機が通ることを考えると、
大惨事ですね…。
「いや、片付けろよ!」という声が聞こえてきそうですが、人間の欲望はこうも浅ましいもの…。
侵入禁止エリアの設定
ものすごく簡単です😁
ホーム⇨ロボット掃除機S1 Plusと進む。

①侵入禁止エリアを選択。
②エリアの範囲を決め、有効に設定する。


侵入禁止エリアは部屋全体や部屋の特定の場所だけを指定することもできる。
エリアの範囲も自由に設定可能。


実際に侵入禁止エリアを部屋の一部分に設定し、掃除を実行した結果です。
部屋の中の白い線はロボット掃除機本体が通った場所を示しますが、侵入禁止エリアに設定した赤い場所は通っていません。

この設定だけで、帰宅したらロボット掃除機が行き倒れていた…なんて事態を回避しやすくなります。
ロボット掃除機を使っていると感情移入して、コードにからませてゴメンとか思っちゃうんですよね💦
細かな設定

清掃時のモード設定と水拭き時の水量


強くなるにつれ動作音が大きくなる。

3種類から選べる
音量
初回起動時、音声案内の音量はかなり大きく設定されています。
アプリの設定⇨音声案内音量設定から、お好みの音量に設定しましょう。


衝突防止モードON /OFF
壁際ぎりぎりまで掃除するか、そこそこの程度まで掃除するか選べます。
ONにしていても、細めの家具はセンサーで感知できずぶつかります…。
しかし、以前のAnker Eufyでは窓を開けっ放しで動かしていたら落下していたのですが、このSwitchBot S1 Plusは落ちることはありません。
落下防止センサーがかなり優秀です。

猫がテラスとリビングを自由に行き来するため、窓を開封したままで問題なく動いてくれるのはありがたいです!
音声アシスタントとの連携

Alexa、Google Home、Siri、LINE Clovaとの連携が可能です。
私は普段、音声アシスタントで操作することはなくすべてSwitchBotアプリ上で操作していますが、いざというときに音声で操作できる手段を持っていることは大切です。
例えば毎朝9時に掃除の設定をしていたが、たまたま休日になって在宅していたら起動してしまったパターンなどが考えられます。
赤ちゃんが寝ていてとにかくすぐに動きを止めたいなど、とっさの制止に有効な手段です。

私は体が動く性分なので、本体の電源ボタンを押してしまいます…。
音声アシスタントを使いこなせていない🤔
動画紹介
いろいろと書いてきましたが、設定方法など動画でサクッと紹介しています。
(ちょくちょく猫が邪魔しています。)
動作音や吸引音の音量など比較していますので、ご覧いただけると嬉しいです。
チャンネル登録していただけると泣いて喜びます😭
最後に

今回はSwitchBotのロボット掃除機S1 Plusを紹介しました。
私はこれで3代目のロボット掃除機になりますが、時代の流れとともにロボット掃除機の進化をひしひしと感じます。
初代のロボット掃除機(SHARPのココロボ)は不十分でしたが何か憎めないやつ(値段は全くもってかわいくない)、2台目のAnker Eufyは他メーカーと比較しても値段・機能ともに遜色のないオールラウンダーというイメージでした。
しかし、今回のSwitchBotは文句のない名品で、ここまで時代は変わったのかと感心しました!
初代の半額程度の値段で、とんでもなく進化しています。
具体的には、以下が特筆すべき機能としてお話ししました。
・自動ゴミ収集ベースによるダストボックスの手入れからの解放
・水拭きと掃き掃除の両立
・マッピング機能による侵入禁止エリアの設定
・アプリで他のSwitchBot製品と一元管理できる
昔のロボット掃除機を大切に使っている方、まだロボット掃除機に手を出していない方、生活が一変します!
ロボット掃除機を使っていないときはどうにかして掃除の時間を捻出していたのですが、今ではその時間を他のことに使えるのです。
「部屋の乱れは心の乱れ」と言いますが、SwitchBot S1 Plusを使ってからは頻繁に水拭き機能を使うようになり、心がスッキリしています✨
いいですか、水拭きはすべてを一掃してくれます!
ぜひあなたの生活にSwichBot S1 Plusを迎え入れてください。


ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。