前回の記事でモニターアームを使用したモニター設置のお話をしました。
今回はごちゃつく配線をいかに隠すか、車内で快適に動画視聴できるような環境作りについてお話しします。
まあ、ネタバレするとFire TV Stickというガジェットを使ってYouTubeやアマプラを見れるようにしようというお話になります。
前回の記事を読まれていない方は下記からどうぞ🤗
電源
まずはPCモニターを動かすための電源を確保せねばなりません。
我が家のハイエースはサブバッテリーを積んでいます。
エンジンをかけていなくても、サブバッテリー→シガーソケット→インバーターと経由して電源を確保できています。
サブバッテリーがない車でもポータブル電源を使えば、エンジンをかけていなくても電源を確保できますのでご安心を!
我が家でも快適な車中泊をするにはポータブル電源が必要と考えており、どの商品にするのか検討中です。
個人的にSABUMAのポタ電の見た目が好きです🥰
ポタ電って黒色や角ばった無骨な商品が多い中、SABUMAは白色でなんだかかわいい。
専用のトレーでポタ電の上にテーブルも作れます!
奥様がその見た目でポタ電の購入を渋っているという方、SABUMAだと納得されるかもしれませんよ👍
ただし、お高いです…。
ケーブル管理
続いてケーブルマネジメントについてです。
電源の取り方はシガーソケットからインバーターを経由して…なんてケーブルがごちゃつくのは想像できるでしょう。
その解決策はいろいろあるのでしょうが、ずぼらな我が家は「隠してしまえ作戦」でいきます!
具体的にはケーブルバンドとケーブルボックスを使います。
ケーブルは束ねてスッキリ見せ、ごちゃつくアダプターやコンセント類はケーブルボックスに入れて隠してしまえ!という作戦です。
ケーブルボックスの中なんて誰も見ないので、乱雑に放り込むだけでOKです👍
使っているケーブルボックスは↓のブラウン。
今は娘の足が床まで届かないので、娘が座る席の足元に置いています。
この位置はベッド展開時も影響がない場所なので、しばらくはここかなぁ🤔
いずれ、2列目シートと運転席・助手席の間にテーブルをDIYするつもりなので、そのテーブル下に固定場所を設ける予定です。
あった方がいいもの
ここからは車中泊におすすめのアイテムを紹介します。
おすすめというか我が家にとっては必需品というレベルですね🤔
動画視聴用のアイテム
Amazonプライム会員になる
車内で映画やアニメを見たいのでアマプラの有料会員になることは必須!
動画視聴だけを考えるとNetflixなどがいいです。
ですが、動画だけのサービスで終わらないのがAmazonプライムのすごいところ。
注文品の無料配送、写真などのデータストレージ、音楽サブスク…動画見放題なだけでなくその他サービスが充実していてNetflixよりもお安いです。
我が家は日用品の全てをAmazonで購入していると言っても過言ではなく、無料配送だけでも十分元が取れている気がします。
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Fire TV Stick
今回取り付けたPCモニターは、PCモニターなので当然ながらTVも映りません。
先ほどお話ししたとおりAmazonプライムの会員になっているので、Fire TV Stickを使ってプライムビデオで映画やアニメを見ています。
有料配信も見れてしまいますが、子どもが勝手に有料配信を購入できないよう4桁のパスコードを設定できるので安心。
YouTubeも見れるので大変重宝しています!
一方でFire TV Stickには不満もあります。
Fire TV StickにはPrimeVideo、TVer *、Netflix、ABEMAの物理ボタンがありますが、YouTubeのボタンがありません。
*販売時期によって物理ボタンの一部が異なります。私のは前に発売されたタイプなので、TVerではなくDAZNです。
これの難点が物理ボタンでYouTubeにとべないこと。
困ったことに運転中など、子どものYouTube見たい攻撃に対応できないことがあります。
自分がモニターを見れる状態にあるか他に操作できる人がいる場合は問題ないのですが、やはりYouTubeボタンがあればよかったと思わざるをえません。
でも、安心してください!
以下のリモコンProとFire TV Stickを合わせて使うか、Android搭載のチューナーレステレビを使えば解決です。
2つのカスタムボタンに機能割り当てができるので、YouTubeを1クリック起動できますよ!
ただし、リモコンPro単体ではダメでFire TV Stickは必要です。
チューナーレステレビに関しては後述します(こちら)。
ポータブルスピーカー
画面はPCモニターなので音はイマイチですし、最大音量も乏しいです…。
テレビとは違って大人数で見る・聞く仕様にはなっていません。
ハイエース自体にスピーカーを取り付けてもいいのですが、いかんせん財布の中身が乏しく…。
安価に音量・音質を向上させるものはないかと考えた結果、ポータブルのBluetoothスピーカーを採用しました。
我が家で使っているのは、Funlogyのお手軽なスピーカーです。
ドリンクホルダーにすっぽり入るサイズ感で、ハイエースの後部座席までしっかり音が届きます。
ハイエース自体にスピーカー取り付けるとエンジンに連動して電源が入りますが、ポータブルBluetoothスピーカーはその都度、自分で電源をONにする必要があります。
正直面倒です…。
ただ、車中泊で子どもが寝た後、晩酌タイムではスピーカーは使用しないなどの選択ができるのはいいですね!
走行中に充電しながら使用ができる点も地味に重要です。
真夏など、車内が高温になる状況でBluetoothスピーカーを置きっぱなしにするのは大変身危険です😱
大容量の通信ができるスマホ契約
AmazonのプライムビデオもYouTubeも動画視聴するにはネット回線が必要です。
車載用Wi-Fi、ポケットWi-Fiなどを準備するのでもいいのですが、我が家はスマホのテザリングで十分使えます。
私は楽天モバイルを契約しているので通信量は気にせず使っていますよ。
毎月大容量の通信を使うわけではないので、使用量に応じて値段が変動する楽天モバイルは私にとってちょうどいいのです。
3GBまで980円、3GB〜20GBまで1,980円、20GB超過〜無制限2,980円という通信量には制限がなく、価格に上限があるので、安心して使えますね。
*価格は税抜き表示です。
ただ、楽天モバイルは地下鉄など場所によっては使えないという話も聞きますので、ご自分の環境やよく行く場所での評判は調べた方がいいでしょう。
私のメインで使用する九州のとある田舎では全く問題がなく、むしろ快適です🤗
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最もおすすめはチューナーレステレビ
これまでFire TV StickやリモコンProなど紹介してきました。
我が家でも実際に、PCモニター+Fire TV Stick+ポータブルBluetoothスピーカーで運用しています。
ですが、個人的に最も理想のスタイルはチューナーレステレビを設置することです。
チューナーレステレビ1つで、現在運用中の「PCモニター+Fire TV Stick+ポータブルBluetoothスピーカー」の役割全てを兼ねることができるのです。
詳細を語らせてください。
チューナーレステレビ
チューナーレステレビとは、地上波が一切見られないネット動画などの視聴に特化したスマートTVです。
Fire TV Stickやモニターが家で余っている人は流用すればいいのですが、これから購入する方はチューナーレステレビの方を強くお勧めします!
- Fire TV StickなしでAmazonプライムやYouTubeが見られる
- Fire TV Stickがない分、ケーブル管理が楽になる
- YouTubeの物理ボタンが最初から搭載されている
- HDMIなどの端子があるので、ゲームもできる
- NHKの受信料が発生しない
- お手頃価格
1. Fire TV StickなしでAmazonプライムやYouTubeが見られる
ネット動画視聴に特化したテレビなので、設定さえ終われば様々な動画視聴サービスが見られます。
スマホでお馴染みのAndroidOSを搭載していますので、NetflixだろうがHuluだろうがOKです!
*もちろん、ご自身での契約は必要です。
2. Fire TV Stickがない分、ケーブル管理が楽になる
Fire TV Stickを使用した場合、モニターの電源+Fire TV Stickの電源ケーブルが必要です。
チューナーレスTVだとケーブルや電源が1本ですみます。
コンセント数の節約にもつながりますので、良いことづくめですよ😁
車中泊という限られた環境で、電源やコンセントの確保は超重要です!
3. YouTubeの物理ボタンが最初から搭載されている
Fire TV Stickの項目で、「YouTube起動のボタン割り当ての裏技が封印された」ことやリモコンProを使うことで機能割り当てができることをお話ししました。
でもですよ?
チューナーレスTVのリモコンには、最初からYouTubeの物理ボタンがあるんです!
参考までに、夫が単身赴任中の家で使っているチューナーレスTVのリモコンをお見せします。
YouTubeボタンがあるー!
Fire TV StickやリモコンProをわざわざ買う必要はありません。
普段YouTubeで使っているGoogleアカウントの設定さえ終われば、YouTubeが気軽に見れる…!
4. HDMIなどの端子があるので、ゲームもできる
HDMIやビデオ入力端子を備えているので、Nintendo Switchなどの最新ゲームやスーパーファミコンなどのレトロゲームまで幅広く対応できます。
普段は制限しているゲームを、車中泊では子どもと思いっきり楽しむ!
なんて素敵なんでしょう🥰
ヘッドホン端子などもあるので子どもが寝た後、静かに酒を飲みながら大人の時間を嗜む…なんてのも乙ですね。
ただし、下記には注意が必要です。
夫が購入したチューナーレステレビのリモコンには外部入力の切り替えのボタンがありません。
いちいちホーム画面から入力切り替えの設定をしているそうで、地味に面倒とのこと…。
ゲーム好きで外部入力の切り替えを頻繁にする方は、リモコンに入力切り替えの物理ボタンがあるか確認することをおすすめします!
ドンキのチューナーレステレビのリモコンにはYouTubeボタンも入力切り替えのボタンもありましたよ🤗
5. NHKの受信料が発生しない
世の中にはNHKに受信料を絶対に払いたくない人もいるでしょう。
自宅にテレビがない、ナビをつけていないなどの条件が必要ですが、チューナーレステレビを持っていても受信料の支払い義務は発生しません。
地上波が映りませんからね!
特に下記すべてに該当する方は、普通のテレビを車に設置するのはもったいないと感じます。
- 車にナビをつけておらずiPadなどで代用している。
- 自宅にはテレビがない。
- 持っているスマホにワンセグ機能がない。
6. お手頃価格
チューナーレスな分、価格が抑えられています。
家電量販店はもちろんのこと、イオンやドンキなどでも手頃な価格で購入できますよ!
その他
スピーカーがそこそこのものを搭載されているので、Bluetoothスピーカーも不要になるだろうと想像しています。
ですが、まだ車内で使用したことがないので、走行音などに負けない音量が出せるのかまでは検証ができていません。
また、PCモニターと比較するとやや重くなる可能性があります。
その点で車内にモニターアームを使って設置できるのかなど検証ができていません。
チューナーレスTVについては(【NHK受信料は不要!】チューナーレステレビは単身赴任世帯の大きな味方)の記事を参考にされてください。
まとめ
車内にモニターアームを使ってPCモニターを設置し、快適に動画視聴できる環境を整えました。
理想を言えば、チューナーレステレビを取り付けるのが最もスマートなのですが、我が家は当分、PCモニター+Fire TV Stick+ポータブルBluetoothスピーカーのセットでいきます。
使いたいときにスピーカーの電源をONにしないといけないという不便さはありますが、電源を入れてさえしまえば勝手にBluetooth接続してくれますので問題ありません。
何よりお手軽価格で揃えられると言う点がポイントですよ。
この記事があなたの車中泊ライフの参考になれば幸いです。
次回は、センターコンソールをDIYする記事になる予定です。
ぜひお楽しみに👋
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ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。