本記事に登場するスマートタグ「DIGL」は、グリーンハウスさんのモニター企画に当選し商品提供を受けたものです。
猫を飼っている人は誰しも一度は思ったことがあるはず…。
あれ?
うちの子どこ行った?
急な来客や業者が家に入ったときなど、他人に慣れていない猫ちゃんは姿を隠しがちです。
また、普段どんなに注意していたとしても、ドアの開閉の隙を狙って外に出てしまったなんてこともあるらしいですね。
まさに一瞬の油断でとんでもない事態になります。
我が家の愛猫(隊長)も最近は外に興味津々で、窓ガラスを開けようとしたりドアの開閉のすきに玄関の方に向かったりと油断ならない状況になってきました。
そこで、万が一家の外に出てしまったり、家の中で愛猫の所在がわからなくなってしまったときのために首輪にGPSを仕込むことに。
いろいろと商品選定しているうちに出会った「紛失防止スマートタグ|DIGL(ディグル)」。
モニター当選して入手した商品なのですが、これが想像以上によかった!
特にGPSを入れて首輪に取り付けられるアクセサリーが秀逸です。
今回は私が愛猫に取り付けたGPSの詳細や推しポイントについて紹介します!
- 猫にGPSをつけることのメリット
- ペットにおすすめのGPS
- 紛失防止スマートタグ「DIGL」のアクセサリー
- GPSの設定方法
\ DIGL(ディグル)はこちらから👇 /
猫にGPSをつけること
まず、猫にGPSをつけること自体に賛否両論あることは知っています。
マイクロチップが入っているからGPS不要と思っている方もいるでしょう。
マイクロチップとは飼い主の連絡先などの情報を登録するものであり、マイクロチップの読み取り機は自治体の保健所や動物愛護センター・動物病院にしかありません。
家から飛び出した愛猫を保護してくれた方がその場所まで連れて行かないと、マイクロチップに登録した飼い主情報はわからないのです。
また、マイクロチップは飼い主情報の登録をすることが目的です。
愛猫の現在地を知りたいというGPSとは役割が違うので、両者を併用することが有効ではないかと🤔
つまり愛猫にGPSをつけるということは、飛び出してしまった愛猫の行方は自分で探せるような状態にすることです。
我が家の愛猫・隊長は外出の機会が動物病院に行く程度で、外の怖さを知りません。
そういった子が一匹で外に出てしまったら、車に轢かれたりと野生で生き抜けるとは思えませんよね…。
一刻も早く家に戻してあげたく、積極的に行方を探せる手段としてGPSは大いにアリです。
GPSに求めること→愛猫への負担が少ないこと
愛猫にGPSを取り付けることを決意したものの、その方法はいくつかあります。
私は元々、自分の財布や鍵用にAppleのAirTagという紛失防止のスマートタグを使っています。
小さな円形のデバイスで、キーホルダーやバッグに取り付けてその所在を確認するために使います。
AirTagはBluetoothを通じて近くのAppleデバイスに自動的に接続し、その位置情報を所有者だけに通知し、iPhoneやiPadの「探す」アプリでその最後の位置を地図上で確認できます。
最後に誰かのAppleデバイスに接続した場所*が地図上でわかるので、追跡の手掛かりになります。
*現在地を示すものではありません
AirTagについてはわかったよ!
じゃあ、スマートタグとは?
先ほどのAirTagと目的は同じです。
カバン・財布・スーツケースなどの身の回りの物をはじめ、キーホルダーのように所持品に取り付けることでそれらが今どこにあるのか把握することができます。
例えば財布。
財布をなくす度にクレカをとめて再発行してもらって、支払いカードを変更して…なんて財布をなくしただけでもメンタルにくるのにやることがいっぱい発生します。
スマートタグさえ財布につけておけば、今どこにあるという情報がスマホの地図上ではっきりとわかりますよ!
できればAirTagを使いたいなと思いながらどのような形でつけるのか調べてみましたが、多くが首輪からぶら下げるものや専用のカバーがついた首輪などでした。
AirTagは人間が持つ分には軽いですが、体の小さい猫に取り付けるとなるとそこそこの負担になります。
特に首輪からぶら下げるのは愛猫の動きに合わせて揺れてしまい、負荷がかかるのではと想像。
AirTagよりかなり軽い迷子札でさえ、食事の際、食器にカチャカチャ当たる音がしたりして嫌ではなかろうかと思っています🤔
そこで専用のケースがついた首輪が候補にあがるのですが、あまり好みの首輪がないし首輪を洗ったときなどAirTagをつけておけないデメリットがあるなと考えました。
そこで私がこだわった紛失防止タグの条件は下記です。
- 首輪にフィットするように付けられること
- 一般的な首輪に付けられること
- スマホでタグの位置情報を確認できること
- 電池残量がぱっと見でわかること
ただ、最も優先したい条件はやはり愛猫への負担が少ないこと。
なんやかんや条件をつけながら、最優先は常時身につけることになる愛猫が嫌がらないことです。
次のセクションでは、こだわった条件を基に実際に愛猫に付けた商品をご紹介します。
コレに決めた|紛失防止スマートタグ「DIGL」
私がコレいいなと思った商品にグリーンハウス製の紛失防止スマートタグ「DIGL」という商品がありました。
ちょうど商品レビューの募集があったので思い切って応募→見事に当選!
商品をご提供いただいてお約束のInstagramに使用感などを投稿したのですが、思っている以上に私の思惑(条件)と合致していたので、ブログの記事やYouTubeにまで投稿することにしました。
スマートタグの種類は世の中にたくさんあります。
その中でもなぜ「DIGL」を愛猫につけるのか、その理由をあますことなくお伝えします!
「DIGL」のサイズ感や猫にとりつけた様子などはYouTubeに公開しているこちらの動画をどうぞ🤗
「DIGL」のメリット・デメリット
「DIGL」の気になるところからお伝えします。
「DIGL」の気になるところ
気になるところ
- Android勢にはおすすめできない
- iPhone持ちがまわりに少ない環境では着けている意味がない
- 電池持ちに不安がある
- 電池交換時に設定をやり直す必要あり
Android勢にはおすすめできない
AndroidスマホではAppleの「探す」アプリが使えないので、「GH Smart」という専用アプリを使用します。
「GH Smart」アプリは、スマホを探せたりアラーム音の変更や音量の調整ができるので機能面では「探す」アプリよりも優れています。
しかし、しかし(大事なことなので2回言います)…「GH Smart」アプリはBluetooth通信の近距離エリア通信(10m)に特化した機能です。
Bluetooth通信エリア外においては機能しません。
これでは愛猫の逃走防止策としては使えませんね…!
こういった理由でAndroidスマホをお使いの方には決してオススメしません。
iPhone・iPadをご使用の方は問題ありませんよ。
iPhone持ちがまわりに少ない環境では着けている意味がない
「DIGL」もAirTagもBluetoothを通じて近くのAppleデバイスに自動的に接続し、その位置情報をアプリ上に表示してくれるものです。
つまり、Appleデバイスを持っている方が少ない環境にいる場合、現在地がいつまでも過去の位置を示すことになります。
私の場合、息子のランドセルにAirTagを入れていて、学校から学童へアプリ上でも移動する形跡が辿れる環境です。
そのため、一定数のAppleデバイス所有者が近所にいて、移動経路の追跡には十分と判断しています。
良くも悪くも、自分以外のAppleデバイス所有者次第でGPSとしての精度が変わります。
近所にAppleデバイス所有者が少ない(めちゃくちゃ田舎だとありえます)方やリアルタイム追跡が必要なケースでは、残念ながら「DIGL」では役に立たない可能性が高いです。
電池持ちに不安がある
電池持ちに関してはAmazonなどの口コミで辛辣な意見が目立ちます。
1か月で電池が切れた!などの口コミがちらほらあり、紛失防止スマートタグとしては致命的な欠点に思えます🤔
ただ、私が愛猫に着けた「DIGL」は2か月経った今も問題なく電池が残っています。
どうやら「3個セットで購入したうちの2つは問題ないが1つが…」など個体差がある模様。
説明書には以下のように記載されています。
「付属の電池(CR2032)はテスト用ですので、電池寿命は短くなります。」
ひょっとして、テスト用電池が原因で「電気切れが早い」という口コミが目立つのでは?と思います😅
以上のことからテスト用ではない実際に自分で購入したボタン電池(CR2032)に交換して、どの程度電池がもつのか実験して結果をお知らせしますね!
以下、経過のメモを残します。
- 2024/6/1付で電池を交換しました。
- 2024/7/12、電池残量問題なし
電池交換時に設定をやり直す必要あり
電池交換時に設定を削除し、ペアリングをやり直さないと「DIGL」とiPhoneの接続ができませんでした…。
同時に私の持ち物に着けているAirTagの電池も入れ直したのですが、AirTagは電池を入れてすぐにiPhoneとペアリング。
再設定自体は1分程度で終わるのですが、AirTagと比較して少し面倒に感じました…。
「DIGL」の良いところ
続きまして「DIGL」 の良いところです。
- AirTagと共存できる
- 月額料金不要
- アクセサリが独特で個性的
「DIGL」の現在地がわかることやIP66の防水設計であることはスマートタグとして当然求めたい性能です。
そのため、ここではこれらには言及しません。
いざ、「DIGL」の良いところをご説明します!
AirTagと共存できる
現役のAirTag使いには最も嬉しい機能かもしれません。
「DIGL」はAirTagと同じ「探す」アプリで使用できます。
これ以上、無駄にアプリを増やしたくない!
という方には「DIGL」おすすめです👍
「探す」アプリでの設定もAirTag同様に簡単です
詳細は後述するYouTube動画をご参照ください(動画はこちら)。
月額料金不要
使い勝手のよいGPSは月額料金がかかるものがいくつかあります。
特に子どもにもたせるようなGPS(みてねみまもりGPS、まもサーチ)などは月額500円くらいの料金がかかるうえ、愛猫の逃走防止には不要なトーク機能などがあるのです。
これらはそもそも猫に着けるようなサイズではないですし、スペックが高すぎて持て余しますね…。
「DIGL」は、本体さえ買ってしまえば月額料金不要で使い続けられます。
*ボタン電池の費用はかかります。
ボタン電池なんて安く大量にネット購入できるので、電池残量が少なくなった時点で交換すればランニングコストもそこまで気になりません。
アクセサリが独特で個性的
今まで読んでこられたあなたは「DIGLよりAirTag使った方がいいんじゃないの?」という感想をお持ちではないでしょうか?
でもちょっと待って!
ここからが本番です。
独特なアクセサリーが「DIGL」の最大のメリットです!
まず「DIGL」にはストラップホールがもともとあり、付属のストラップをつけるとすぐにキーホルダーのように取り付けることができます。
そしてさらに、以下のようなアクセサリーのラインナップ。
タグケース
これはよくあるキーホルダータイプですね!
私もAirTagでこのようなキーホルダータイプを使っています。
貼り付けケース
こちらはノートPCやスーツケースなどに貼り付けるタイプです。
出張や旅行が多い方におすすめです。
サドル用ケース
こちらはロードバイクをお持ちの方が歓喜するアクセサリーではないでしょうか?
ここまで目立たずにスマートタグを仕込める商品は見たことがありません。
ロードバイクは盗難に遭いやすいので、道中のトイレ休憩なども身が休まらないと聞きます。
少しの保険として車体に仕込むのはいかがでしょうか🤗
反射板ケース
先ほどがスポーツタイプの自転車のアクセサリーに対し、こちらは一般的な自転車の反射板に付けられるアクセサリーです。
私も経験があるのですが、地域によっては普通のママチャリですら盗まれるんですよね(´ཀ`)
犯人追跡なんてことをしたら危ないですが、ママチャリの現在地がわかれば警察の捜査の一助になること間違いなしです!
首輪/ハーネスケース
最後に、今回最も紹介したかった首輪やハーネスに着けるタイプのアクセサリーです✨
これを見たときに「AirTagではなくDIGLを使おう」と決めました。
シリコン製のケースで柔らかいため、ペットに取り付けても危険性がありません。
愛猫に取り付けてみて思ったより大きい??と思いましたが、しばらく経つと気にならなくなりました。
着けた当初は愛猫も気にしていましたが、2時間くらい経つと全く気にしなくなっていましたよ😅
メリデメを総括すると…
正直に申し上げると、費用を除く全ての機能面でAirTagの方が使い勝手が良いです。
そのような中、なぜ私が「DIGL」推しかと言いますと…すべてはアクセサリーの存在に尽きます。
例えばキーホルダータイプのアクセサリーしか使わないよ!という方には全力でAirTagの方がいいよ!とオススメするでしょう🤔
ですが、今回ご紹介した首輪/ハーネスタイプだったり、ロードバイクに着けられるアクセサリーはオンリーワンに近い商品です。
そういったアクセサリーを使用したい方にとっては、「DIGL」をお勧めします^_^
なんと…私の推しである「DIGL」の首輪/ハーネス用アクセサリーに似た商品を見つけました。
しかもAirTag用です…。
ここまで書いておいてなんですが、このアクセサリーがあるんだったらAirTag使えばいいのでは😭
\ AirTagも一緒に! /
1個あたりの値段はDIGLが約2,700円に対し、AirTagが4,000円オーバー。
値段は圧倒的に「DIGL」に軍配が上がります!
YouTube動画公開
「DIGL」とiPhoneのペアリング設定の仕方や愛猫に取り付けた様子をYouTubeに公開しています。
よろしければこちらの動画もぜひご覧ください。
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最後に
「愛猫が家から飛び出してしまった…。」
「愛猫の姿が見えない…。」
猫飼いの方が一度は体験したことがあるゾッとする話。
万が一、愛猫が家からいなくなってしまったときの備えとして紛失防止スマートタグ「DIGL」をご紹介しました。
スマートタグといえば先駆者であるApple製のAirTagをすでに使っている方も多いでしょう。
そんな方も新たにアプリを増やすことなく運用できますし、何より独特なアクセサリーが特徴です。
電池入れ替え時のペアリング設定など、費用面を除けば「DIGL」よりもAirTagの方が使い勝手がいいのは間違いありません。
ですが、そのアクセサリーの独自路線がまた良いアイデアなんですよね!
これからペットにGPSをつけたいと考えている方の参考になれば幸いです。
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ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。