なんでも値上がりの2023年、光熱費も例外ではありません。
我が家のある自治体でも光熱費の補助がでるくらいです(非課税世帯に限る…くそう😮💨)。
寒さも厳しくなってきましたので、ペットにも暖房器具を用意することにしました。
安全で光熱費が安くてコストのかからないもの…なんて欲張りな要望を胸に抱え、探すに探しました!
それがペット用のホットカーペットです。
人間用と比較して温度上昇が緩やかでタイマー設定もあるため、不在時に使用したい我が家のニーズに合致しました。
ケーブルに噛みつき防止の補強がされていたり、くるくる丸めることで持ち運びできるのでペット連れの車中泊などにも使用できます。
人間用の商品にはない特徴を備え、オイルヒーターなどの暖房器具を揃えるよりも低価格です。
低い温度(30℃)から高音(50℃)まで設定でき、室温に合わせて柔軟な温度設定ができますのでほっこりした表情で温まるペットの様子も観察できますよ!
用意したのは「Pecuteペット用ホットカーペット」
我が家は全館空調のため、ファンヒーターなどの暖房器具は使っていません。
そのため、寒さの厳しい日や外出時など空調の温度を少し下げる日は、ピンポイントに愛猫のいる場所を温めてあげたいと考えました。
*在宅時、愛猫は家の中を自由に動き回るのですが、不在時はケージに入ってもらいます。
家族が留守中も安全に使えるものとして選んだのはペット用のホットカーペットです。
人間用のホットカーペットではダメなの?
ペット用は人間用に比べると低めの温度から設定できます。
低温やけどにもなりにくい特徴があります!
購入したのは下記商品。
S/M/Lサイズありますが、我が家は愛猫1匹での使用のため、Sサイズを選択しました。
いざ開封。
同梱物
- 本体
サイズ:40×32cm
コード:全長180cm
(補強部分:約70cm) - カバー×2
- 説明書
カバーをつけると下記のようになります。
リモコン表示も見やすいです。
画面表示が光るので、夜中にちゃんと作業しているか目視での確認がしやすかったです。
注意点と良いところ
- リモコンに温度の段階のみの表示
- 作動から暖かさを感じるまで時間がかかる
注意点
リモコンに温度の段階のみの表示
リモコンには何℃という表示はなく、温度設定の段階のみ表示されます。
そのため、この段階は何℃と覚えなくてはなりません。
設定 | L01 | L02 | L03 | L04 | L05 |
温度 | 30℃ | 35℃ | 40℃ | 45℃ | 50℃ |
とは言え、毎日のように使ってくるとペットの好みの温度帯が感覚で掴めてきますし、ほぼ設定も固定化されてくるので気にする必要はありません。
暖かさを感じるまで時間がかかる
スイッチオンから実際にほんのりと暖かさを感じるまで7分程度かかりました。
説明書には下記のとおりあります。
弁解させていただきますが、タイプミスではありませんよ!
本当に「温湿布」と記載されています🤣
よくある話ではありますが、日本語訳には違和感しかありません。
人間用と考えると、起動から実際に温まるまでに時間がかかると不満に思うポイントになります。
ですが、早く温まる=急激に温度上昇してしまう性能があるということの裏付けにもなりますよね?
ゆっくりと徐々に温まるのは、ペット用として安全に思えます。
良いところ
- リモコン操作がわかりやすい
- 5段階の温度調整とタイマー設定
- 一部ケーブルが補強されている
- サイズバリエーションが3種類
- カバーが2つ付属なので洗い替えができる
- 本体が医療用PVC素材で、汚れを拭き取りやすい
- 本体が柔らかいので、置き場所・収納に困らない
リモコン操作がわかりやすい
4つのボタンしかありませんので単純明快です。
上が電源のON /OFF、下がタイマー設定/温度設定の切り替え、左右がタイマーの時間/温度の段階設定です。
5段階の温度調整とタイマー設定
温度/タイマーの時間設定が下記のとおり段階で設定できます。
ケーブルが補強されている
本体からリモコン部分までの約70cmが金属製のケーブルで補強されているので、ペットがかみついても安心です。
*リモコンからコンセント部分は通常のケーブルとなっています。
サイズバリエーションが3種類
S/M/Lの3サイズあるので、ペットのサイズや頭数に合わせることができます。
我が家は愛猫1匹での飼養のためSサイズを購入しましたが、大型犬や多頭飼いの家庭にも対応できますね!
カバーが2つ付属なので洗い替えができる
ブラウンとダークグレイの2つあり、手触りの良いベルベット素材です。
本体が医療用PVC素材
IPX4グレードの医療用PVC素材のため、難燃/傷に強いという特徴があります。
吐き戻しや粗相などの汚れも拭き取りやすいです。
本体が柔らかいので、置き場所・収納に困らない
柔らかいので、多少曲がった状態でも設置できます。
むしろ少し曲げて置いた方が2方向から温かさを感じられて良いのでは…?
柔らかい素材のカーペットは、地面がデコボコした場所でもガタガタ揺れるすることなく置けますよ。
ハードな素材でできているカーペットもありますが、噛みつきやひっかきに強い反面、置き場所を選ぶというデメリットがあります。
臆病な子は初めてカーペットの上に座ろうとしてガタッと揺れようものなら、二度と使ってはくれないでしょう…。
また、本体をくるくる巻いて収納・持ち運びができますので、ペットを連れた旅行や車中泊などで活躍してくれますね!
我が家での使用環境
我が家では家族の誰も家にいないとき、愛猫(隊長)はケージの中でお留守番してもらっています。
体が大きくなったとは言え、まだまだ好奇心旺盛な子猫のため不在時の誤飲など心配なことが多くあります…。
ケージは2階建てで、1階には猫トイレ、2階部分にホットカーペットを置いています。
ホットカーペットの横にはハンモックを吊るし、自由に行き来できる構造です。
留守中に心配でペットカメラで観察していましたが、寒いとホッとカーペットに寝て、暑くなったらハンモックへと移動している様子が見られました。
愛猫が話すわけではないので、本当に暑くなったから移動したのかはわかりませんが、ベッドとハンモックを移動していたことは確かです!
前述したとおり猫は毛皮がある分、人間よりも表面温度に鈍感と聞きます。
知らないうちにやけどしていたなんてことがあってはなりません。
ですが、猫自身が快適な温度を求めて移動してくれる環境さえ用意できれば、飼い主としては不安の種が1つ減りますね!
今はケージの中にそのまま敷いてその上にブランケットを被せていますが、いずれはベッドの中に入れる予定です。
ドームベッドを使っていましたが、コードを通す穴がないので改造してホットカーペットを敷く予定です。
ドームベッドに穴を開けます。
2023/1/22追記
ドームベッドに穴をあけてホットカーペットを中に入れてみました。
思いのほかジャストフィットして良い感じになっています。
愛猫はケーブルへの執着が少なくなったのですが、念のため配線処理もしました。
100均の配線カバー(50cm×2本)をカットして使用しています。
配線カバーのカットは簡単です!
カッターで切れ目を入れてパキッと折ればOKです。
春になったらホットカーペットが不要になりますので、カバーからコードを抜いてカーペットを撤去します。
夏には電源が必要なひんやりマットを敷く可能性もあるので、カバーは常設しておきます。
フルシーズン活用できることは便利ですね!
壁紙の色に合わせた配線カバーをチョイスすれば目立たずにケーブルマネジメントができますよ。
まとめ
厳しい冬の寒さ、寒さに弱い猫や犬には暖房器具を用意しましょう。
ですが、なんでも値上がりの2023年の始まりです。
残念ながら光熱費も例外ではありません…。
ずっとファンヒーターをつける、エアコンをつける…光熱費も馬鹿になりませんし、空気も乾燥したり定期的に換気が必要だったりします。
ペット用のホットカーペットは下記の点で思ったよりも便利でした。
- 温度上昇が緩やかなので安心できる
- 温度調整/タイマー設定ができる
- ケーブルが噛みつき防止の素材でできている
- 本体の汚れをふきとりやすく、カバーが洗える
- 柔らかい素材なので置き場所を選ばない
リモコンの温度表示を覚える必要がありますが、使っていくうちに気にならなくなりました。
安全に低コストでペットを寒さから守れます。
ペット用ホットカーペット、おすすめです。
ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。