現代のキッチンに欠かせないアイテムの一つとして注目を集めているのが「ノンフライヤー」です。
揚げ物好きながらもヘルシー志向の強い方々にとって、油を使わずにカリッとした食感を楽しめるこの画期的な調理器具は、日常の様々なシーンで大活躍。
簡単で手軽な調理はもちろん、お惣菜の温め直しも思いのまま。
我が家で愛用しているCOSORIの4.7Lという大容量タイプの魅力やスペックに迫りつつ、どのようにして調理しているのかを紐解いていきます。
冷凍食品のポテト、お店のようなサクサクの揚げ物がほったらかし調理で仕上がります。
忙しいパパママの家事を助ける味方となってくれるノンフライヤー、実は片付けも楽なんです🥰
しかし、すべてにおいて完璧ではないのが世の常、メリットとデメリットを正直に徹底検証していきます。
- 夕飯にもう1品追加したいけど、体力的・設備的にも厳しい方
- 揚げ物を食べるのは好きだけど、調理はしたくない方
- マックのポテトが余りがちな方
- お惣菜の揚げ物を復活させたい方
- ヘルシーな揚げ物の調理法を知りたい方
ノンフライヤーはこんなシーンで活躍
活用法① 調理する
例えば下記のようなシーンで活躍します!
カツカレーが食べたいと言われた
ピンポイントな話で申し訳ないのですが、あなたなら「カツカレーが食べたい」と言われたらどう思いますか?
私なら「え、面倒だから嫌。外で食べてきて。」と思います。
それか「え…この人すごく面倒なこと言ってる…。」という感情を全面に押し出して違うメニューに変えてもらいます。
カレーやスープ作って、サラダも用意して…うん、揚げ物するスペースないですわ😡
でもノンフライヤーがあればスイッチ一つでほったらかしで揚げ物ができます。
「面倒くさがりの妻」という汚名返上だい!
子供が学校行事の芋掘りで芋を持ち帰ってくる
これもピンポイントな話。
急いで仕事を終わらせ、夕飯を作って子供を預け先の学童や保育園にお迎えに行ったとき、ニコニコ顔で「学校でお芋掘ったの。今日食べたい。」と言われたときの絶望感ときたら…。
一緒に喜んであげたいけど、もう夕飯作ったんよ…。
今日やるのはもう嫌だよ😱
子供は自分で掘ったお芋をその日のうちに食べたい…食育的には申し分ないのですが、仕事に家事をこなした母のライフゲージは限りなく0に近いのです。
そんなときにポテトにしてほしいという要望がよくでます。
「しかも揚げ物だと…!」とメンタルをえぐってくるのですよ🥲
でもノンフライヤーがあれば、「ポテトいいね!帰ったらやろう。」という心の余裕がもてます。
だってほったらかしでできるから。
ちょっとピンポイントすぎる例を出してしまいました。
次はもっと実用的な例です😅
活用法② 復活させる
昨日買ったお惣菜が残っている
時間の経ったお惣菜…特に揚げ物はべちゃっとしてしまい、できたての美味しさはありません。
そんなときにはノンフライヤーが大活躍。
べちゃっとした揚げ物がほったらかし調理で、サクッとした揚げ物に復活!
食感だけではなく、心なしか色もちょっと茶色みが増して揚げたて感がでます。
マックのポテトが余った
またまたピンポイントで申し訳ないです。
マクドナルドのポテトは美味しいですが数時間経てば食べられるものではないというのは有名な話。
実際に余らせてしまったとき、スープに入れてみたり卵とじにしてみたりいろいろと復活方法を模索してみましたが、どれもイマイチでした😭
(どうしても揚げ物はしたくない。)
そんなマックのポテト。
ノンフライヤーを使えば揚げたてのように復活させられます!
(詳細はこちら)
我が家で使用しているノンフライヤー COSORI 4.7L
実際に我が家で使用しているノンフライヤーを紹介します。
「COSORI 4.7L CAF-L501-KJP」です。
上記の他にも2Lや3.8Lの容量もあります。
我が家は4人家族なので4.7Lを選びましたが、家族構成によって容量を選べばOKです。
COSORI 4.7Lのスペック
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 4.7リットル |
カラーバリエーション | 3色 |
サイズ | 27.5 x 27.2 x 30.3 cm コード長 約150cm |
調理機能 | 7つの調理機能搭載 |
加熱方式 | 360度熱風循環 |
油カット率 | 従来の揚げ物に比べて最大85%カット |
特徴 | ヘルシーな調理が可能 食洗機使用OK |
COSORI 4.7Lの特徴
①そこそこの大量調理ができる
後述しますがノンフライヤーのデメリットの1つが大量調理できないこと。
ですが、COSORIは4.7Lのバスケットでノンフライヤーの中では大量調理ができる商品になります。
②カラーバリエーション
ベージュ・グレー・レッドの3色展開で置く場所に合わせた色を選択できます。
我が家は調理家電は黒で統一しているので、グレーを選択しました!
グレーと言ってもほぼ黒色です。
③プリセット機能と調理機能
食材に応じた7つのプリセットボタンが用意されていて、予熱や保温、シェイクといった調理機能があります。
- 7つのプリセットボタン
・鶏肉
・ポテト
・冷凍食品
・ステーキ
・エビ
・野菜
・ベーコン - 調理機能
・予熱
・保温
・シェイク*
*シェイクとは
調理の途中(設定した調理時間の中間地点)で食材を裏返したり、ゆすって食材同士がくっつくのを防止するためのアラーム設定
④ヘルシー調理
大量に油を使う揚げ物調理よりも最大85%もの油分カット率。
それもそのはず。
調理開始前に少量の油を塗ったり、スプレーしてスイッチON→調理後はそれ以上の油分がバスケットの底に落ちている状態です。
⑤食洗機OK
調理後のバスケットやクリスパープレート*は食洗機で洗えます。
*クリスパープレート…バスケットの底に敷いて食材から油を落とす網のこと。本記事では「網」と言います。
また本体のタッチパネル部分はガラスパネルでできているので、汚れてもサッと拭き取れます。
ノンフライヤーの必需品
ノンフライヤーといえばヘルシー調理が大得意!
と言っても、少量の油を使用した方がおいしく仕上がります🤤
油は刷毛(はけ)のようなもので塗ってもいいのですが、個人的にはオイルスプレーを使用することをおすすめします。
すごく簡単に均等に油を塗るのに役立ちますよ!
オイルスプレーは必須と言っても過言ではありません!
私が使っているのはこれ。
油も追加してずっと使用できるから経済的と思って上の商品にしたのですが、油だれもするし正直使いにくいです…。
少量の油で調理できてそんなに減るものでもないので、以下の商品のような使い捨てのスプレーの方がよかったというのが正直な感想です🥲
ノンフライヤーの簡単レシピ
例① ポテト
冷凍ポテト
スーパーで購入した冷凍ポテトを例にします。
1袋(250g)全量をぶっ込みました!
なんと、プリセットの「ポテト」ボタンで調理すると加熱しすぎになりました…。
なのでプリセットボタンから−5分した「195℃、20分、シェイクあり」で調理した結果は下のとおり。
−5分で調理してもカリッカリに仕上がりました。
多少ホクホクだったり、シナシナしたポテトを好む方はもう少し短めの時間に設定することをおすすめします。
マックのポテト
余らせてしまったマクドナルドのポテト。
購入から時間の経ったポテトは食べられたものではありません…。
ここで例に挙げるのは、昨日テイクアウトしたマックのポテト。
写真でもみるからにシナシナになっています。
昨日の日中に買ったポテトを丸1日以上経過した翌日の晩に温め直してみました。
ノンフライヤーで「200℃、3分、シェイクあり」で調理したビフォーアフターは以下のとおり。
余分な油も少しは網の下に落ち、食感も明らかに復活しています(個人の感想です)。
油と一緒に塩味も落ちているので、岩塩をかけてみたら「ウマッ🤤」となりましたよ!
ポテト好きの子ども達に取られて、ほぼ食べれませんでしたけど…。
例② お惣菜の揚げ物
例は昨日購入したお惣菜の「チキンカツ」で例にもれずシナシナです…。。
私の手の平大のサイズであり、ノンフライヤーのバスケットにスッポリ入るくらいの大きさ。
これもノンフライヤーで「200℃、7分、シェイクあり」で温め直したところ、見事にサクサクの食感が復活。
結構な量の油が網の下に落ちていたので、カロリーカットにも成功!
お惣菜の揚げ物なんて、そもそも出来立てを買わないとサクサク食感は味わえません。
油で揚げ直せばそりゃサクサク食感は復活するでしょうけど、カロリー爆増するし面倒だし…。
ノンフライヤーでピッとボタン押して待つだけで、カロリーオフなうえサクサクが復活するなんて最高に楽でお手軽です🤭
例③ 野菜の素揚げ
我が家でよくやるのがブロッコリーの素揚げ。
息子が大好きで岩塩をかけてよく食べています。
「170℃、10分、シェイクあり」でオイルスプレーでオイルをシュッと吹きかけて調理開始。
岩塩をかけてできあがり!
鶏むね肉も一緒に調理したら、なんとびっくり「筋トレメニュー」の完成です✨
我が家はそんなトレーニーでもないので、ポテトとブロッコリーという体に良いのか悪いのかよくわからない組み合わせで調理しています。
ヘルシーなのかカロリー爆弾なのかわからん!
ブロッコリーは免罪符!
これをつまみに家族で映画鑑賞したり、カラオケしたり…。
マヨネーズとケチャップを添えれば、あら不思議!カラオケボックスででてきそうなフードの完成です🥰
カレーチェーン店のCoCo壱番屋にありそうな野菜の素揚げがのったカレーもできますよ。
例④ からあげ
鶏もも肉1枚を調味料(焼き肉のタレとかでOK)に漬け込んで片栗粉をまぶしたものをノンフライヤーに入れ、「190℃、 18分、シェイクあり」で調理開始。
※「鶏肉」のプリセットボタンから−2分。鶏肉は冷凍保存していたものを解凍してから調理。
完成した唐揚げは、油で揚げたものと比べると粉っぽさが残ります。
ですが、ほったらかし調理でここまでできれば上出来です。
あと網の下に落ちていた油はこのくらい。
ほったらかしでカロリーカットって、この子優秀すぎませんか?🤔
例⑤ 焼き魚
なんと焼き魚もできるのです。
焼き魚といえばグリルで調理する方が多いのでは?
ノンフライヤーが来るまで、我が家はグリルではなくフライパンで焼いていました。
理由は言わずもがな、グリルの後片付けが大嫌いだからです!
ノンフライヤーがきてからは、揚げ物だけでなく焼き物も調理するように。
例に挙げたのは、普通の塩サバ。しかも冷凍品。
解凍せずカチコチの状態で「180℃、8分、シェイクあり」で調理した姿がこちらです。
皮はパリッパリで唐揚げよりも上出来です🥰
お弁当のおかずにもうってつけ!
青魚好きの夫は、この塩サバの出来だけでもノンフライヤーを買う価値がある…!とつぶやいていました。
ノンフライヤーのデメリット・メリット
デメリット
大家族には不向き
バスケットの容量があるので、油で揚げるときのような大量調理はできません。
そのため、揚げたものを片っ端から食べられていくような大家族には向きません。
我が家は夫、私、子2人(大食いの9歳と4歳)という家族構成ですが、4.7Lの容量でなんとかというレベルです。
設置に場所をとる
想像以上に大きいですし、存在感があります。
炊飯器が2つに増えたといえばわかりやすいでしょうか?
私はずぼらな性格なので、使う時だけ表に出すような運用は性に合いません。
なので、常に見える位置にノンフライヤーを置いており、最初こそ「おう…なんかでかいのある。」と思っていましたが慣れるものですね🤭
ホットクックよりは場所を取りません。
調理に時間がかかる
冷凍ポテトなら約20分、からあげなら約14分…と油で揚げるより時間がかかります。
ですが、その間ほったらかしです。
油で揚げ物をしている間ってつきっきりなので、あまり他のことをする余裕がないですよね?
ノンフライヤーは放置していてOKなので、その間漫画読むもよし、洗濯物たたむもよし、おかずを1品追加するもよし。
時間がかかってもほったらかしで揚げ物ができるなんてありがたい。
調理の過程が確認しづらい
バスケットには窓がないため、調理中の状況を確認しづらいです。
今どの程度まで熱が通っているのか確認するにはバスケットを取り出すしかなく、それは調理を途中で止めることになります。
まあ、そもそもノンフライヤーの特徴がほったらかし調理なので、私自身は気になりません。
自分の感覚より機械やレシピを信じた方がよっぽどうまくいくと思っています🥰
メリット
ヘルシー調理
少量の油で調理でき、しかもお惣菜の温め直しなんかは余分な油をカットできるのでヘルシーに調理ができます。
私が使っているCOSORIの商品ページでは最大85%の油分カットとなっていました。
よく揚げ焼きなどで油を少なく使おうとしていましたが、焦げたり油の後処理が必要だったり…。
余った油をオイルポットに保存するにしても、揚げ物調理をする頻度は高くありません。
次回使う頃には油が酸化してそうだし、何よりオイルポットのギトギトが好きじゃない!
食用に限らず油の価格は高騰していますし、使う油は少ない方が心の平穏を保てます。
私は揚げ物を調理した後の油の処理が大嫌いです!
でも揚げ物は大好き❤️という…救えない。
でもノンフライヤーならスプレーで油をシュッとするだけなので、ヘルシーなうえに油の後処理やオイルポットのギトギトから解放されました。
片付けが楽
普段から揚げ物をしている人はわかると思いますが、揚げ物の何が嫌かというと揚げ物特有の臭い残りと残った油と油の飛び散りの後処理。
ノンフライヤーだと本体の中で調理するので、バスケットの中だけで油の処理がすみます。
揚げ物の嫌な臭いも油で揚げたときよりは感じません。
なおかつ、バスケットと網は食洗機使用OKというありがたさ。
調理の時間こそかかりますが、後片付けはかなりの時短になりますよ!
ほぼほったらかし調理
デメリットの「調理に時間がかかる」という項目でも述べましたが、調理している間ほぼほったらかしでOKです。
「予熱」機能があるので食材に熱をとおしやすく、「シェイク」機能で食材に均等に熱をとおしてくれます。
料理が苦手な人でもOK
料理が苦手な人、世の中に一定数います。
私もその1人です。
ボタンをピッとするだけで1品作れてしまうので、苦手な方でも抵抗なく料理できますよ!
商品にレシピが付属していますが、付属のレシピは使いにくい印象です。
ネット上にはノンフライヤーを使ったレシピがあふれていますので、ネット検索した方が使い勝手のいいレシピに出会えますよ🥰
まとめ
ノンフライヤーは、健康志向の方にとっては欠かせない存在です。
多彩なシーンで活躍し、特にお惣菜の温め直しでは揚げ直しに比べ油っぽさが抑えられ、まるで出来立てのような味わいを楽しむことができます。
冷凍食品から焼き魚まで、多様な食材の調理法を実践できる点が魅力的。
しかもヘルシー思考の方だけでなく、忙しいパパママにも大助かりのノンフライヤー。
デメリットがいくつか存在するものの、ほっらかし調理ができる手軽さや使い勝手の良さを考えれば、デメリットを上回るメリットが得られることは間違いありません。
ほったらかしで手軽に調理でき、調理後は食洗機に入れる。
調理中・調理後の後片付けまで考えると相当な時短になりますよ!
この記事があなたのノンフライヤー選びの一助となれば幸いです。
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ハルゴン
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