大型犬をお迎えすること、それはこれまでの経験をひっくり返すことでした。
私は今年で41歳になりますが、これまで実家で知人から譲ってもらった子や捨てられた子を家族として迎えるなど、少しは犬の飼育経験があると自負していました。
ところがどっこい、先日大型犬の子犬をお迎えしたとお話ししましたが、これまでの経験がひっくり返るわなんやこら。
「こんなもんでしょ。」と予想していたことがことごとく予想の範疇を超えておりました。
特に成長スピードとそのサイズ感。
大型犬はあっというまに大きくなるよー?
見た目は大人、中身は子供!
なんて話を聞いておりましたが、その真の意味を理解できておりませんでした。
これから大型犬をお迎えする気がある方…どうか続きを読んで、私と同じ過ちを犯さないでくださいね(ˊᵕˋ)
続きの内容を端的にお話しすると…「ケージ選びを間違えました」に尽きます。
具体的に言うとアイリスオーヤマのコンビネーションサークルというケージを用意しましたが、光の速さでサイズアウトしました。
アイリスオーヤマの名誉のために申し上げますが、コンビネーションサークル自体は拡張性もあって、とっても良い商品です!
ただ、大型犬には壊滅的に合わなかっただけ…。
ケージもサイズや強度を間違えると飼い主・犬ともに相当なストレスとなります。
今回は「アイリスオーヤマの大型犬用ケージでの失敗例と対策」について紹介します!
- 大型犬用ケージ選びでありがちな失敗
- アイリスオーヤマ・コンビネーションサークルのメリット
- ケージ使用時の注意ポイント
ちなみに、コンビネーションサークルってこんなやつです↓
\ トイレ用に別室が用意できるタイプ /
\ 屋根もあります /
\ こちらはトイレ用屋根 /
大型犬用ケージ選びでありがちな失敗例
大型犬用ケージの選び方を間違えると、犬にも飼い主にもストレスが生じます。
ここでは、大型犬用ケージ選びでよくある失敗例とその原因を解説します。
- サイズ選びのミスで犬に窮屈な思いをさせる
- 強度不足で破損のリスクが高まる
愛犬が快適に過ごせるよう、以下の失敗を避けるポイントを確認しましょう。
サイズ選びのミスで犬に窮屈な思いをさせる
大型犬のケージで最も重要なのがサイズ選びです。
犬が立ち上がったり方向転換ができないほど狭いケージは、ストレスや健康問題を引き起こします。
どのようなケージを選ぶべきか、答えは「犬の体長に合ったスペースを確保できる」ようなケージを選ぶことです。
より具体的にすると下記です。
- 成犬時のサイズを基準にケージを選ぶ
- 十分な高さがあるケージを選ぶ
成犬時のサイズを基準にケージを選ぶ、そもそも私にはこの視点が抜けていました。
なぜなら…
子犬のうちは寝るときなどはケージ、しつけが行き届けばフリーに過ごしてもらおうと考えていたからです。
最初から大人になればケージは使用しない、もしくは寝るときだけにベッド代わりとして使用する想定なのでした。
ご想像のとおり、しつけが行き届く前にケージはサイズアウト。
完全フリーにもできない状況だったので違うケージやサークルを探し求め、毎晩毎晩Amazonや楽天で検索しまくる現実でした。
具体的にどのようなサイズアウトの仕方だったかと言いますと…。
体がサイズアップするにつれ、トイレトレーのサイズもアップします。
トイレのしつけがしやすいという名目で購入したトイレトレーニングセットでしたが、最後らへんにはトイレ部屋にトイレや体がおさまらずメインスペースと用途を入れ替えることに🤔
要するに広めのメインスペースがほぼトイレに占領され、トイレ用だった部屋が寝るスペースになるのです。
メインとトイレ部屋の間には5cmほどの段差があるため、2つの部屋にまたがって寝そべるわけにもいきません。
この段差が憎い…👹
ニーナは本来はトイレ用だった狭いスペースに丸くなって寝ることが増えました。
続いて、横幅だけでなく高さも考慮する必要があります。
我が家でケージを購入したのは外出時にケージの中でお留守番をしてもらうためです。
四六時中寝ているのであれば高さを考慮する必要はありません。
しかし、我が家の子犬はケージ内でトイレもするし、食事もする。
人間で言うところの座高と言いますか、お座りしていてもケージの屋根と頭がギリギリの位置になるように…。
ずっと猫背で生活しなさいと言われるなんて、良い環境ではありません。
「広すぎ?高すぎるかな?」と思うくらいのサイズを選ぶのが無難です。
強度不足で破損のリスクが高まる
大型犬は力が強いため、ケージの強度が不十分だと破損する恐れがあります。
アイリスオーヤマのコンビネーションサークルは、横にはもちろん縦にも拡張できる仕様です。
ジョイントと呼ばれる部品でケージとケージを固定して縦・横好きなように拡張できるため、猫用のケージにしたり犬用でトイレ別室などの棲み分けができるとても便利な仕組みとなっています。
ですが、そのジョイントが狙われるのです(´ཀ`)
なんと言うか…噛みたくなるんでしょうね💦
コンビネーションサークルはベースとなる土台の溝に側面となるフェンスを載せて、あとはジョイントで固定するだけの簡易な造りです。
このジョイントを壊されると固定できるものがなくなります。
大型犬の余りあるパワーで…あとはワカリマスネ(#゚Д゚)<ゴルァ!!
我が家のニーナはケージを登ったり破壊して脱出なんてことはありませんでしたが、溝から外れた側面が床に落ちていて、なんとも悲しい風体だったことが頻繁にありました。
加えて、トイレトレーニング用のサークルを購入したのですが、メインスペースとトイレスペースの間は段差と少しの隙間があり、そこにおしっこが流れ込んでいることもしばしば…。
これはひとえにサイズアウトしたことが原因です。
普通に用を足すために屈むだけでトイレスペースからはみ出るんですもん。
わんこ悪くない…
悪いの人間。
サイズアウトを時系列で説明すると…
コンビネーションサークルを購入したのは、2024/6/15でニーナが体重4〜5kgの時期でした。
一方でサイズアウトしてサークルを卒業したのは、2024/8/25でニーナが約17kgのときです。
ちなみに…2025/1月現在の体重は約29kg!
1万円を超えるケージが約2か月でのサイズアウトをどう思いますか?
私は不要な出費だったと感じています。
そこで私が過去をやりなおせるとしたとしたら、ニーナの住居を選ぶ基準は下記と考えます🤔
- 金属製で広めのサークル
- ベッドにはクレートを使用
- 大型犬向けと明記されている製品を選ぶ
時すでにお寿司…🍣
ここまでコンビネーションサークルの悪口大会みたいになっていますが、商品自体は様々なユースケースに対応しアイデアの詰まった良品です。
だって大型犬にも使えるなんて一言も説明がないのです。
完全に飼い主の私の落ち度です…。
ですので、大型犬ではなく中型までの犬や猫が対象であればかなり良い商品と感じています。
次項ではコンビネーションサークルの良かったところをご紹介します。
アイリスオーヤマ・コンビネーションサークルの特徴とメリット
アイリスオーヤマの大型犬用ケージ「コンビネーションサークル」は、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品です。
まずはそのスペックをご紹介。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 幅141cm × 奥行65cm × 高さ65cm |
重量 | 約14kg |
材質 | フレーム:スチール(エポキシ粉体塗装) ジョイント:ABS樹脂 トレー:ポリプロピレン |
カラー | ウォールナット |
付属品 | トイレトレーニング用仕切りパネル トレー ジョイントパーツ 取扱説明書 |
組み立て方式 | 工具不要の簡単組み立て |
価格 | 税込14,800円(屋根などのオプションパーツなし) |
対応種 | 小型犬・猫 |
以下では、この製品の特徴とメリットを詳しく解説します。
- 拡張可能なデザインで成長に対応
- トイレトレーニングを効率化する仕切りパネル
- 室内に馴染むおしゃれなデザイン
このケージの機能を活用することで、愛犬の飼育がより快適になります。
次は具体的な特徴について見ていきましょう。
拡張可能なデザインで成長に対応
アイリスオーヤマの「コンビネーションサークル」は、拡張可能な設計が特徴です。
愛犬が成長しても、スペースを広げて対応できるため、長期的に使用できます。
- 別売りのパーツで簡単に拡張可能
- 猫、子犬から成犬まで柔軟に対応
- 複数の犬を飼う際にも便利
- スペースに合わせた自由なレイアウト
例えば、初めは小さなスペースでトイレトレーニングを行い、その後広げて遊び場として利用することで、効率的に飼育環境を整えることができます。
拡張性が高いことで、犬と飼い主のニーズの変化に対応できる点が高く評価されています。
犬の成長に合わせてカスタマイズできるのは、とても便利ですよね!
トイレトレーニングを効率化する仕切りパネル
このケージには、トイレトレーニングをサポートする仕切りパネルが付属しています。
寝床とトイレスペースを分けることで、犬の学習効率を高めます。
- 仕切りで寝床とトイレスペースを明確に分ける
- トイレの位置を固定することで習慣化を促進
- 仕切りパネルの取り外しが簡単
口コミでも「トイレトレーニングがスムーズに進んだ」との声が多く、初心者にも安心です。
これにより、犬がケージ内で快適に過ごせる環境を整えられます。
トイレトレーニングが簡単だと、飼い主もストレスフリー!
室内に馴染むおしゃれなデザイン
「コンビネーションサークル」は、ウォールナット調の落ち着いたデザインが特徴です。
室内インテリアに調和し、部屋の雰囲気を損ないません。
特にリビングや寝室など目に付きやすい場所でも、スタイリッシュに見えると好評です。
飼い主の満足感を高めるデザイン性も、このケージの魅力の一つです。
ここまでお伝えしてきた内容は、あくまでも
猫や小型犬を対象とした場合の話です…。
コンビネーションサークルの使い勝手
ニーナがサイズアウトするまでは快適に使用していました。
その様子をYouTubeにアップしています。
すぐにサイズアウトするとは疑っていない無垢な頃の飼い主です。
「すぐサイズアウトするんだw」とニマニマしながら見て笑っていただけると供養になります…。
ケージでは限界!次の対策は?
冒頭にお話ししたとおり、ケージでのお留守番に限界を感じ始めた飼い主。
思い切って、リビングの大半を占めるサークルを購入しました!
その詳細は次回のお楽しみに!
まとめ
大型犬用ケージの選び方と使用時のポイントを押さえることで、愛犬との生活をより快適にすることができます。
特に、アイリスオーヤマの「コンビネーションサークル」は、拡張性やデザイン性、トイレトレーニング対応の利便性で多くの飼い主に支持されています。
ただ…残念ながら大型犬が使用するには早々に限界を感じました。
大型犬向けにサークルを購入する方は以下に注意して商品選定することをお勧めします!
- 成犬時のサイズを基準にケージを選ぶ
- 十分な高さがあるケージを選ぶ
「失敗しないケージ選び」を意識することで、愛犬も飼い主も安心して暮らせる環境が手に入ります。
我が家はアイリスオーヤマの「コンビネーションサークル」を購入しましたが、大型犬の成長の早さや力強さゆえに失敗に終わりました…。
ぜひ今回の記事を参考にして、愛犬に最適なケージを見つけてください。
次は大型犬ならではの成長スピードを意識して、成犬になっても使い続けられる環境作りをします。
ぜひお楽しみに😊
隊長とニーナのYouTubeチャンネル
ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。