公園やデイキャンプにポップアップテントを使用するファミリーは多いですよね。
周りを見渡すと、同じようなテントばかり、しかもカラフルなんですよね…。
(管理人はモノトーン好きです^ ^)
何かもっとシンプルで機能性が高く、周りとかぶらないテントはないのかと思い、辿り着いたのがコールマン クイックアップIGシェード+でした!
使用してみたら小さな子どもがいるファミリーにおすすめできると感じましたので、安価なポップアップテントとの違いなどを含めた細かなところをレビューしていきます!
今回はずぼらな方向けの内容ではないので、あしからず^_^
テント選びの変遷
管理人は下記の順番でポップアップテントを使用してきました。
- 200×150cmのポップアップテント
- 215×195cmのポップアップテント
最初のポップアップテントは、ホームセンターで手頃な価格のものを購入。
フルクローズできず入口は常に開放していること、少し狭く感じたことが不満で買い替えました。
前回の教訓を活かし、次のテントは広めでフルクローズできるものをYahoo!で購入。
これが大失敗でした…。一人での設営が本当に大変なのです😂
これまでのポップアップテントは開けばポンっと立ち上がり、少し形を整えてあげれば完成という手軽さでした。
しかし、大きいポップアップテントは形を整える作業が意外と難しくて時間もかかってしまい、結局2回だけ使用してメルカリ行きになりました…。
そこで、管理人は次のポップアップテントは大きすぎず、機能面にこだわることを決めたのです。
テントの選定基準
管理人の選定基準は下記のとおりです。
- 一人で設営、撤収ができる
- そこそこの雨には耐えられる
- あまり人とかぶらない
- フルクローズできる
- 4面メッシュが施されており通気性がある
管理人は子どもから目を離さずに一人でテントを準備する必要があるため、ポップアップテント一択です。
折り畳み傘のように設営するワンタッチテントも魅力的でしたが、ポップアップテントの手軽さには勝てません🤔
また、最近はゲリラ豪雨も多いので、突然の雨にも少しは耐えられることを基準にしました。
諸々考慮した結果、購入したのはコールマン クイックアップIGシェード+です。
「コールマン クイックアップIGシェード+」のスペック
- 使用時サイズ:約200×150×125(h)cm
- 収納時サイズ:約直径59×8cm
- 定員:約2名〜3名
- 耐水圧:約3,000mm
- 重量:約2.7kg
- 材質
⚫︎スキン:75Dポリエステルタフタ
(ダークルーム(TM)テクノロジー、UVPRO、PU防水)
⚫︎フロアシート:ポリエチレン
(耐水圧:約1,500mm)
⚫︎フレーム:スチール - 仕様:Olytec(R)メッシュ、バイザートップベンチレーション、
メッシュポケット - 付属品:砂袋、ペグ、収納ケース
いきなりスペックと言われても意味がわからないですよね🤔
ざっくり説明します。
<材質の専門用語>
D=デニール
糸の太さ(重さ)を表す単位で、9000mに糸を伸ばしたときの重さが1gのときは1デニールです。
デニールは68Dなどと表記されることが多く、オートキャンプ用のテントでは68D、75D、150D、210Dなどが一般的です。数字が上がれば上がるほど生地は厚くなり強度が上がりますが、その分、重量やパッキングサイズも大きくなります。
軽さを重視する登山用のウルトラライト系テントでは、30Dや40Dの生地が使われることが多いです。
タフタ
縦横交互に糸を交差させた平織りで、190Tなどと表記されます。
数字は1平方インチ内に何本糸があるかを意味しており、数字が大きいほど密度の高い生地になります。
190Tは190デシテックス(デニールと同じような糸の太さを表す単位)と勘違いされやすいのですが、一般的にテント生地のスペックを指す際はT=タフタを表していることが多いです。
DOD
つまり登山用よりは重いってことねと判断しました。
素材の話はさておき、本題に入ります!
そう、ダークルーム(TM)テクノロジーです!
ダークルーム(TM)テクノロジー→日光による温度上昇を抑え涼しく過ごせる
内部も黒い生地のため、日光を通しません。
ということは…子どものお昼寝に最適ではないですか!!
仕様にOlytec(R)メッシュとあります。
ハチやアブに効果があり、蚊には効果がないという話もあります。
蚊には別途対策が必要ですね!
実際に設営・撤収してみました
<設営>
収納ケース(袋)に入った状態は、他のポップアップテントと違いがありません。
バイザートップベンチレーション*
(ベンチレーションとは:通風、換気、風通しのこと)
全部で3パターンあります。
入口の開き具合も調整できます。
フルオープンもできますが、写真の撮り忘れです🤔
背面もベンチレーションを開閉できますが、バイザーはありません。
<撤収>
写真を撮り忘れる痛恨のミス…。←何度目でしょうか…。
一度練習して本番に臨めば問題ありません。
ポイントは、たたむ前に入口側・背面のファスナーを少し開けておき、空気が抜けるようにすること。
たたむ時に思った以上に、先端を中に折り込むこと。以上!
使用してわかったメリット・デメリット
メリット
- 明暗の調整ができる
- 風の通りを調整できる
- 虫が寄りつきにくい
- フルクローズできる
- そこそこの雨に耐えられる耐水性
- 一人で設営・撤収可能
基本的に中は暗いですが、入り口を開放するなどして一定の明暗の調整ができます。
フルクローズしなくても一定の暗さがあるということは、風を通しつつ子どものお昼寝ができます!
ベンチレーションの開閉パターンがいくつかあるので、その場の気候に合わせた調節ができます。
一般的なテントだと当然なのですが、ポップアップテントで調整ができることが素晴らしいと感じました。
虫の寄りつきにくさは、周りにハチ・アブがいなかったので検証できていません。
入口を半分メッシュにした状態だと、地面からメッシュ部分までの立ち上がりができるため、アリも入って来にくいです。
フルクローズできることのメリットは、なんといってもプライバシーの確保です。
子どもだけではなく大人も昼寝しますが、寝顔は見られたくないですよね?
フルクローズした中に人がいるとシルエットが確認できるくらいの見え方なので、授乳もできます。
→以前はわざわざ車に戻って授乳していたので、早く買えばよかったです…。
耐水性は、雨天時に使用していないので検証できていません。
スペック上、耐水性は表面3,000mm、フロア1,500mmあるので、公園などで急に雨が降ってきたときなどにいきなり浸水することはありません。
→今後、検証していきます。
一人で設営・撤収可能はポップアップテントだと当たり前ですね。
同じコールマンの姉妹品で下記の商品もありますが、スピーディに設営・撤収するのであれば、ポップアップに軍配が上がります。
デメリット
他のポップアップテントも同じですが、あえて言うなら下記です。
- 光の漏れが気になる
- 地面のコンディション次第でレジャーシートが必要
- 思ったよりも狭い
- 色味がホワイトよりもグレー
メリットで述べたとおり、内部はフルクローズすると真っ暗になります。
そのため、縫い目から若干光が漏れてくるので、神経質な方には気になるかと思います。
縫製が雑というわけではなく、中が暗いので他のポップアップテントより目立ちます。
底面が薄い素材のため、地面の状態にモロに影響を受けます。
小石が多い所などデコボコしている場所で設営するなら、厚手のレジャーシートが必要です。
管理人は、200×200cmのレジャーシートを折り曲げて敷いていますが、専用設計のレジャーシートも用意されていました。
中が狭く感じたのは、内部の色が黒で圧迫感があるからです。
これは、子どものお昼寝には代えられないため、承知の上で購入していました。
スペックどおり、2人使用で快適、3人使用は問題ない、4人使用で狭く感じる感覚です。
色味がグレーがかっていることに関しては、その他の小物とトータルコーディネートをしている方にとって致命的です。
管理人はそのようなことはしないので、問題なく良い色だなーと思いました(笑)
まとめ
ポップアップテントの良いところは、手早く撤収・設営ができることですが、一方機能面では多くの期待はできません。
しかし、このクイックアップIGシェード+はベンチレーションが充実しており、他のポップアップテントとは一線を画しています。
小さな子どものいるファミリー層、海などの日差しがきつい場所での使用を計画している方に特におすすめです。
白い色が芝生とのコントラストでよく映えますので、公園でも良い感じに使用できますよ。←語彙力🤔
ぜひ使ってみてください!
ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。