現代人は忙しく、なかなか自宅でゆっくりテレビ視聴する時間はとれません。
若者を筆頭にテレビ離れする人も多く、以前と比べるとテレビを見る機会が減ったという人もいるでしょう。
我が家は小さな子どもがいることもあり、家からテレビをなくしたらどうやって家事をしましょうかという死活問題につながります!
(特にEテレには本当にお世話になっております。)
一方で単身赴任中の夫はテレビを見ることはほとんどありません。
激務で朝早くに出勤し、夜遅くに帰路につく。週末は家族の待つ本当の家に帰る…。
はてさて…いつテレビを見られるのでしょう🤔
単身赴任世帯でもテレビがあると本当の自宅以外にNHK受信料を払う義務があります(家族割引あり)。
見もしないテレビに受信料を払い続けるのもバカバカしいですよね。
そのため、単身赴任先にテレビいらないんじゃね?という結論に至りました。
テレビはいらないけど、テレビゲームはしたいしYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスは大きな画面で見たいという要望に応える商品がチューナーレステレビです!
NHK受信料も払わなくて良いし、そこそこの音質は担保されているという単身赴任の夫がいる我が家のニーズに合致した、とても良い商品でした。
チューナーがない分、地上波で放送される緊急速報をキャッチできないというデメリットもありますが、今はスマホを持っている方がほとんどなのでそれほど致命的なデメリットにはなりません。
地上波を見る必要がない人、NHKの受信料回収から解放されたい人などに特におすすめなので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
この記事は下記のような人におすすめです!
- 単身赴任や学業のため家族と離れて暮らす人でテレビは必要なのか悩んでいる人
- NHKの集金とオサラバしたい人
- テレビは見ないけど大画面でテレビゲームや動画視聴したい人
チューナーレステレビとは
一時期ドン・キホーテで発売され話題になりましたね!
テレビチューナーを外し、ネット動画などの視聴に特化したスマートTVです。
あえて地上波は一切映さないのでアンテナも不要、スマホのようにアプリでネット動画を視聴したり、ゲームも楽しめるテレビのようでテレビではないテレビです!
(自分で書いてて意味がわからなくなってきた…🤔)
スマホで有名なAndroidOSを搭載しているので、他の機器不要でYouTubeやHulu、Netflix、http://www.amazon.co.jp/tryprimefree?tag=zuboraway09-22などのネット動画が見られます。
また、HDMIやビデオ入力端子の搭載機ではPCや昔のゲームを接続して楽しむことだってできます。
時代のニーズに合っているのか、今ではドン・キホーテ以外でも続々と発売されています。
チューナーレステレビの特徴である地上波が一切映らないということは、NHKの受信料の支払い義務が発生しないということになります!
本当に受信料を払わなくていいのか心配…。
なんやかんやで払わされたりするのでは?
ちゃんと払わなくていい根拠があります!
*放送法第64条:「NHKの放送を受信することができるテレビをお持ちの場合、NHKと受信契約をしなければならない」との規定があり、放送法に基づき総務大臣の許可を得て定められた日本放送協会放送受信規約で「放送受信料を支払わなければならない」と義務づけられています。
なるほど!
NHKが受信できないテレビ=受信料が発生しないと考えればいいんだ!
そのとおり!
総務省の有識者会議で、NHKのインターネット配信をスマホやPCで視聴している人を対象に何らかの費用負担を求めるべきとの提言が出されました!
まだ詳細ははっきりとしていませんが、「受信設備を設置した者」と”同等と評価される行為を行った者”に対して費用負担を求める主旨となっています。
(同等と評価される行為…NHKの放送を視聴する意思が明らかになるようなアプリのダウンロード、利用約款へ同意など)
そもそも時間がなくてテレビを見る時間がない人など、NHKの受信料を払いたくない人は多いでしょう。
そういった方はテレビとさよならする決意を固めてください。
我が家は子どもが大きくなったらさよならします!
そもそもテレビは必要なのか
冒頭でお話ししたとおり、現代人は忙しく時間枠の決まっている番組のタイムラインを追っていくことは難しいです。
録画という手段がありますが、結局撮り溜めたままハードディスクの容量が不足し、見ることもなく削除していく番組も多いでしょう。
今は見逃した番組もTverなどで無料で見ることができます。
また、最近まで世間を賑わせていたサッカーW杯でさえ、地上波だけではなくAbemaで見ることができたくらいです。
テレビがある私でもAbemaで観戦していました!
ケイスケ ホンダの解説も最高でした!
Abema TVは無料の範囲で十分に楽しめますが、有料の会員になると広告なし・ダウンロードできる・放送中の番組でも最初から視聴できるなど様々な特権があります。
有料会員のトライアルがあるので、気軽にお試しできるのはありがたいですね!
気になる方は↓から試してみてはどうでしょうか?
\ 2週間の無料おためし /
今は見たい時に見たい番組を見る時代。
ニュースもネットで見られるようになった(パーソナライズされた情報になるので、情報の偏りは否めませんが)この時代、時間帯に縛られるテレビの必要性は限りなく少なくなりました。
もちろん、私のようにテレビ必須の家庭は多いでしょう。
高齢者世帯や小さな子どものいる世帯は顕著に必要だと感じます。
しかし、働き盛りでそもそも決まった時間帯にテレビを見る時間が確保できないサラリーマンは別の話です。
時間がなく見ることができないテレビはまるでオブジェ…
引越しの多い転勤族のサラリーマンなんて、特に思うでしょう。
テレビいる?
チューナーレステレビが単身赴任世帯の味方である理由
単身赴任世帯を苦しめることってなんだと思いますか?
家族と離れて暮らす寂しさはもちろんありますが、もっと現実的な面で考えると二重の生活費です。
食費や家賃などの生活費は削れません。
じゃあどこが削れる?と考えたときに我が家ではNHK受信料に矛先が向きました。
NHK受信料は自宅と単身赴任先の両方で払う必要があります…。
(家族割引という制度があり、単身赴任先は受信料が半額になります。)
自宅では受信料をクレカで1年分を前払いしているので、年間13,650円かかっています。
単身赴任先にはその半額の6,825円かかる計算になります。
※沖縄県はもう少し安くなるようです。
放送受信料のご案内
NHK
家族割引のお手続き
NHK
見る時間がないのに年間6,825円…。
夫は当初、NHKの集金に来る人がウザくてたまらなかったので(←言い方w)、いっそのことテレビをなくしてしまえ!と思ったらしくPCのサブモニターを購入しました。
※受信料を払う気があるのに、帰ってくる人を待ち伏せするようなやり方など気に食わなかったようです😅
私も以前は転勤が多い仕事をしていたので、4回ほど県をまたいだ引越しを経験していますが、引越ししてすぐにNHKの集金の人がひょっこり現れるんですよ…。
こちらも払う気はあるし、向こうも仕事なので仕方がないのですが、不規則な仕事をしていて(月曜日出社、金曜日に帰宅)ようやく家に帰れるって時に玄関先にNHKの人がいるとうんざりした気持ちになっていました。
そんなときに、「うちのテレビ地上波映らないんで!!」と言えたら気持ちよかったろうなと思います🤪
話を戻しますが、サブモニターの何が不満かと言うと音質です。
単身赴任先でのサブモニターはネット動画の視聴のほか、家族とのビデオ通話にも使用します。
サブモニターはあくまで画面表示に特化しているので、かなり音質が低いものが多いです…。
動画視聴していて実感するのですが、音質の悪い動画は途中で離脱する傾向がありませんか?
それくらい画質<音質の重要度になります。
そして音質にこだわりだすと沼に突入します。
スピーカーがどうの…とNHK受信料がかわいく見えるくらいの諭吉がとんでいくのです。
音質が確保できて、コスパの良い手段がチューナーレステレビです。
なんたって、あえて地上波の映らないテレビですからね。
テレビはテレビですから、音質は皆さんご存知でしょう。
とびきり良いわけでもないけど不快でもない音質で日常に溶け込んでいますね!
購入した「ORION SAFH321」のスペック
チューナーレステレビは続々と新商品が発売されている中、夫は「ORION SAFH321」を購入しました。
*「オリオン電機」は、コスパの良いテレビを発売している日本の電機メーカー。
その理由はイオンで現物を確認できたこと。
前述したとおり、最低限の音質は求めたいポイントであるため、現物で音を確認して決めました。
特に音質が良いものではないけど、問題のない程度の音質でコスパの良いテレビという印象です。
ほぼ同じ機能で大きさが違う機種もありますが、転勤族で引越しが多いことを踏まえ32インチを購入。
下記はスペック表です。
ORION SAFH321 | |
---|---|
OS | Android™️11 |
メモリ | RAM:DDR 1GB ROM:eMMC 16GB |
液晶パネル | 画面サイズ:32型 バックライト:LED 画素数:1920×1080 アスペクト比:16:9 応答速度:9.5ms 視野角:左右約170°/上下約170° |
入出力端子 | HDMI入力:3(HDMI1.4) ビデオ入力:1(RCAピンジャック) ヘッドフォン入力:1(3.5mmミニジャック) デジタル音声出力:1(光デジタル角形) LAN端子:1 USB端子:2(USB2.0) |
プリインストール アプリ | Netflix /YouTube /PrimeVideo /Google play /メディアプレーヤー |
キャスト | Chromecast Built-in |
音声検索 | Googleアシスタント |
VESAマウント | 200mm × 200mm |
サイズ | スタンドなし:幅72.4×奥行8.4×高さ42.5cm スタンドあり:幅72.4×奥行17.9×高さ48.0cm |
重量 | スタンドなし:4.1kg スタンドあり:4.2kg |
電源 | AC 100V 50/60Hz |
付属品 | リモコン、単4形乾電池×2本、スタンド×2、 スタンド取付用ネジ×4、取扱説明書、保証書 |
発売年 | 2022年 |
32インチなので画素数1920×1080(FHD)なのは仕方がないですね…。
(*4Kテレビの最小サイズは40インチらしいです。)
応答速度は普通のゲームをする分には問題ありませんが、FPSゲームなどをする人には向かない速度です。
そもそもFPS目的で応答速度を求める方はゲーミングモニターを検討するでしょう。
HDMI端子が3つ、ビデオ端子があるのは嬉しいところです。
ゲーム機やPCなどでHDMIはすぐ埋まりますし、ビデオ端子があることで古いゲーム機でも遊べます。
夫はPC、レトロフリークなど複数のゲーム機などにHDMIを使用し、ビデオ端子はPS2に使うようです。
購入時の価格は、税込28,644円でした!
内訳は下記のとおりです。
- 本体:税抜24,800円(税込27,280円)
- 3年の延長保証:税抜1,240円(税込1,364円)
*保証内容の詳細はこちら
実はAmazonでもう少し安く買えます…。
(楽天やYahooショッピングは少し高めでした。)
最初から通販で買えばよかったのですが、実際に音質の確認が必須だったから仕方がないと自分に言い聞かせています🥲
「ORION SAFH321」を開封
早速開封していきます!
入出力端子は片方(裏側から見ると右側)に集中して配置されています。
反対側は電源ケーブルが配置。
(ケーブルの長さは約169cm)
①ヘッドホン出力(3.5mmミニジャック)
②デジタル音声出力(光デジタル角形)
③ビデオ入力(RCAピンジャック)
④HDMI×3(1ヶ所だけARC対応)
⑤LAN端子
⑥USB×2(USB2.0)
200mm × 200mmのVESAマウントがあるので、壁掛けも可能です。
電源を入れた後、簡単な初期設定を終えるとよく見る画面になります。
初期設定の方法は画面に表示される内容に従えば簡単に終わります!
Netflix /YouTube /PrimeVideoなどがあらかじめインストールされているので、すぐに視聴できます。
(それぞれログインする必要あり。)
また、ABEMAなど他の動画視聴サービスをダウンロードすることも可能です!
リモコンにNetflix /YouTube /Prime Video/Google Playの物理ボタンがあるため、直感的に操作できます。
製品保証
参考までに今回購入したイオンでは、通常1年の製品保証のところ商品の本体価格の5%を追加して支払うことで保証を延長できました。
下記が保証のおおまかな内容です。
税抜1,240円(税込1,364円)で延長できるので、内容としてはいいのではないでしょうか。
*製品スペック表に戻るにはこちら
- 3年の延長保証
*通常家電は5年保証だが、チューナーレステレビは家電ではなくPC扱いのため3年となる - 保証限度額は税込価格の100%
- 期間内であれば保証回数無制限
- 保証限度額内なら修理費用無料
- 故障、落雷による破損に対応
*破損、水濡れは対象外
注意点と良い点
注意点、良いところをまとめました!
- 緊急速報が見られない
- FPSのゲームなどで応答速度にこだわる人には向かない
- 4K表示ではない
- 家電量販店などで現物を確認しやすい
- 動画視聴サービスを大画面で楽しめる
- 他機器不要、入力端子をふさがずに動画視聴を楽しめる
- 入力端子が豊富
- 入力端子の配置
- 軽い
- NHK受信料が発生しない
注意点
- 緊急地震速報などテレビでの確認が必須な方
→地上波が映るチューナーがある普通のテレビを買いましょう。 - 応答速度を求める方
→FPSなど応答速度にこだわる方は素直にゲーミングモニターを買いましょう。
応答速度とリフレッシュレートが段違いです。
それなりに価格もあがります…。 - 4K対応を求める方
→今回紹介したオリオン電機の「SAFH321」は32インチのため4Kではありません…。
4Kは40インチ以上対応のため(正確にはモニターとしての販売はありますが、ものすごく高価)。
夫は引越しの機動力を考慮し、FHDの32インチに決めました。
良いところ
やはり家電量販店などで現物を確認しやすい点です。
入力端子が豊富で、HDMI×3にビデオ端子、USBを備えているので、最新のゲーム機器(PS5など)から昔の懐かしいゲーム機(スーパーファミコンやPS2など)まで様々なゲーム機に対応しています!
また、すでにAmazon PrimeやYouTubeなどのアプリがプリインストールされているため、Fire TV Stickなどの他機器不要で動画視聴が可能です。
また、Huluなど自分の好きなアプリをダウンロードして楽しむこともできます!
端子を塞がずに動画視聴できるところは、チューナーレステレビの大きなメリットになります。
入力端子が裏側の右側に集中しているのもポイント高いです。
個人的に端子の入力が下に向いているのは配線整理がしずらく、ケーブルにかかるテンションを軽減しにくいと感じています。
ケーブルをひん曲げて断線なんて嫌ですよね…。
特にケーブルを見えないように配線したい方にとっては重要です!
そして見た目に反して思ったよりも軽いです。
転勤族としては軽いのって重要ですよね。
(たまに引越し業者を利用せず、引越ししたりしますし😅)
そして最後に重要なメリットとして、NHK受信料が発生しませんよ!
チューナーレステレビと合わせて用意したいもの
チューナーレステレビは地上波が映らないため試聴するコンテンツを自分で用意します。
正確にはYouTubeなどのアプリは用意はされていますが、アカウント作成・契約はユーザーである使用者が準備します。
下記からお好きなコンテンツをサクッと契約してしまいましょう👇🏼
\ 30日間無料 /
\ 1か月無料 /
\ スポーツ観戦ならココ! /
私のおすすめはAmazonのPrime Videoです!
Amazon primeはなんたって配送料無料、Amazon Photoというクラウドストレージ、Prime musicなど付帯するオプションが魅力的です!
動画視聴に限らずその他のオプションも素晴らしいもので、単身赴任するお父さん(お母さん)だけではなく、おおもとの家族にも恩恵があります。
もちろん、私や夫も利用中で契約解除するつもりはさらさらありません😄
まとめ
オリオン電機のチューナーレステレビをレビューしました。
単身赴任や学業で家族の元を離れた生活をしている方におすすめできる点として下記を紹介しました。
・NHK受信料の支払い義務が発生しない
・入力端子が豊富で様々な嬉々と接続できるし、片方に集中して配置されている
・現品を確認して購入しやすい
一方で、注意点としては下記でした。
・地上波の緊急速報を見られない
・32インチのため4K非対応
・応答速度がFPS向きではない
チューナーレステレビはテレビを見る時間がない現代人のニーズに合致した革命的な商品です。
娯楽が多様化した現在で、時間帯に縛られるテレビにこだわる必要はありません。
動画試聴サービスやテレビゲームを楽しむ手段としては、サブディスプレイも選択肢に入ります。
しかし、音質にそれなりの品質を求めるにはスピーカーなどの機器を揃える必要があることが難点です…。
チューナーレステレビは、最もコスパ良く動画視聴やゲームを頼める手段としておすすめします。
テレビを買うよりも安くてNHK受信料という固定費も節約できるため、浮いたお金でNetflixやhttp://www.amazon.co.jp/tryprimefree?tag=zuboraway09-22などの動画配信サービスに加入するのもアリですね!
一家に一台はテレビが必要という固定概念を捨てて、チューナーレステレビのある生活に一歩踏み出してみませんか?
ハルゴン
4才、9才の子をもつ母です。
ビールが好き、忙しいのは嫌い、楽に生きるための
労力は惜しみません。
趣味はDIY、キャンプに憧れています。
大型犬を飼って、キャンピングカーで旅に出ることが夢です。
飼い猫の様子をInstagramやYouTubeで投稿しています。